Boltの登録方法とタイでの使い方は?登録・支払い方法やチップの有無を解説

タイの配車アプリといえばGrabが定番ですが、近年は料金の安さから「Bolt(ボルト)」を使う旅行者も増えています。「登録方法は?」「クレジットカードが登録できないときはどうすればいい?」「チップは必要?」と迷う人も多いでしょう。今回は、Bolt配車アプリの登録方法とタイでの使い方、クレジットカードが登録・変更できない時の支払い方法、チップの有無について詳しく解説していきます。

目次

Bolt(ボルト)とは?タイでの特徴とGrabとの違い

Boltはエストニア発の配車サービスで、バンコクでは2020年7月からサービスを開始し、対応エリアを徐々に拡大しています。
最大の魅力は、Grabと比べて料金がやや安い傾向にある点です。同じ区間でも6〜7割程度の料金で乗車できたという声もあり、コストを抑えたい旅行者から支持されています。
一方で、乗車場所の指定やシステムの安定感についてはGrabの方が使いやすいという声もあり、状況に応じて2つのアプリを使い分ける旅行者も増えています。

項目内容
サービス名Bolt(ボルト)
運営会社の拠点エストニア
タイでのサービス開始2020年7月〜
対応言語英語、タイ語、ヨーロッパ圏の言語全般ほか
支払い方法現金、クレジットカード・デビットカード、Google Pay・Apple Pay
料金の傾向Grabよりやや安い傾向(区間により変動)

BoltとGrabを比較

「結局どちらを使えばいいのか」を整理すると、次のような違いがあります。

項目BoltGrab
料金◎(安い傾向)
配車の速さ
ドライバー数
日本人の利用率◎(利用者が多く情報も豊富)
空港での使いやすさ◎(乗り場の案内が整備されている)
地方都市での対応△(エリアが限定的)

料金の安さを最優先するならBolt、配車のしやすさやドライバー数の多さ、地方都市も含めた対応エリアの広さを重視するならGrabが安定した選択肢です。
どちらか一方に絞らず、両方をインストールしておき、その都度料金や配車状況を比較して選ぶという使い方が最も賢い方法といえます。
多くの旅行者からは、同じ区間でもBoltの方が数十〜100バーツほど安く済んだという声がある一方、繁華街や空港ではGrabの方が車がすぐに見つかりやすいという声も多く聞かれます。その日の状況に応じて両方のアプリで料金と待ち時間を見比べながら使い分けるのが、現地では定番の使い方になっています。

なぜBoltは安い?料金が安くなる理由

BoltがGrabよりも料金が安くなりやすい理由の一つに、プラットフォームの手数料の違いがあるといわれています。
BoltはGrabに比べて手数料の設定が低いとされ、その分ドライバーの取り分や運賃設定に余裕が生まれ、結果として利用者側の運賃が安くなる傾向があります。
また、後発サービスとしてタイでの認知度を広げるため、価格競争力を重視した料金設定にしていることも一因と考えられます。
ただし、料金は需要や時間帯によって変動するため、必ずしも常にBoltの方が安いとは限らない点には留意しておきましょう。

Boltアプリの登録方法を解説

BoltアプリはApp StoreまたはGoogle Playから無料でダウンロードできます。
登録の流れは次の通りです。

  1. アプリをダウンロードし、起動する
  2. 「Phone number」をタップして電話番号でのログイン方法を選択する
  3. 国番号を選択する(日本の場合は「+81」、タイの場合は「+66」)
  4. 電話番号を入力する(先頭の0は入力してもしなくても、自動的に調整されて登録される)
  5. SMSで届く認証コードを入力する

以前のBoltは現金払いのみが基本でしたが、現在はクレジットカード払いでの登録も可能になっています。
ただし、カード情報の登録は必須ではなく、登録しない場合は現金払いで利用できます。

出発前に日本で登録しておく際の注意点

Boltは日本の電話番号(+81)のままでもアカウントを作成できます。
ただし、海外で発行したクレジットカードは登録できなかったり、一時的に不正利用扱いになったりする場合があるため、注意が必要です。
日本でダウンロード・登録した状態のままだと、現地でクレジットカードがうまく反映されないケースも報告されています。
出発前に料金の目安を確認したい場合は、配車を確定するボタンは押さず、車種と出発地を選び直す操作にとどめておきましょう。誤って配車を確定してしまった場合は「Cancel ride」をタップすればキャンセルできます。

Boltアプリの使い方・配車の呼び方を解説

配車の手順は次の通りです。

  1. アプリを起動すると、近くを走っているBoltの車両が表示される
  2. 行き先を入力する(候補地をタップして選択も可能)
  3. 現在地からの距離・車種・料金が表示されるので、利用する車種を選ぶ
  4. 到着時間や乗車代金を確認し、「Select Bolt」をタップして確定する
  5. 運転手名・車種・ナンバープレート・到着までの時間が表示される
  6. 車が到着したら、表示された情報と実車を確認してから乗車する

料金は乗車前に確定表示されるため、タクシーのようにメーターの料金でもめる心配がありません。
事前に料金だけを確認したい場合は、”Confirm order”をタップせず、画面左上の「←」から車種や出発地を選び直すようにすると、誤発注を防げます。

支払い方法を比較

Boltでは複数の支払い方法に対応しています。

支払い方法特徴向いている人
現金降車時にドライバーへ直接支払うクレジットカードの登録トラブルを避けたい人
クレジットカード・デビットカードアプリ登録済みのカードから自動引き落とし支払いのやり取りを省略したい人
Google Pay・Apple Payスマートフォンのウォレット機能から支払うキャッシュレス決済を普段から使っている人

現金払いはトラブルが少なく、Bolt利用者の中でも根強い人気があります。
一方で、キャッシュレス決済に慣れている人は、Google PayやApple Payの利用も選択肢に入れておくとスムーズです。

クレジットカードを登録・変更できない時の原因と対処法

Boltでクレジットカードが登録・変更できないという声は多く、主に次のような原因が考えられます。

  • 対応ブランドの制限:MastercardとVisaのみに対応しており、American Expressはヨーロッパ圏でのみ利用可能とされています。手持ちのカードのブランドを確認しましょう
  • VPN接続の影響:日本のVPNに接続された状態だと登録がうまくいかないことがあります。タイの接続環境に切り替えて試してみましょう
  • 電話番号の国番号:日本の電話番号(+81)で登録している場合、タイの電話番号(+66)に変更して試すとうまくいくことがあります
  • アプリのダウンロード地域:日本でダウンロードしたアプリのままだと反映されないことがあるため、現地で一度アプリを再ダウンロードしてみるのも有効です
  • 海外発行カードの制限:海外で発行されたクレジットカードは、一時的に不正利用扱いとして弾かれることがあります

これらを試しても登録がうまくいかない場合は、無理をせず現金払いに切り替えるのが確実です。
また、ドライバーによってはクレジットカード払いをした際に、支払い済みであることをなかなか認識してもらえないケースも報告されているため、心配な場合は現金払いの方がスムーズに済むこともあります。

チップは必要?Boltでのチップの考え方

Boltの利用においても、Grabと同様にチップは必須ではありません。
運賃はすでに確定料金として支払われているため、追加のチップがなくても問題なく利用できます。
気持ちの良いサービスを受けた際には、降車時に少額のバーツ紙幣を手渡しでチップとして渡す旅行者もいますが、あくまで任意の範囲にとどまります。

予約のキャンセル方法・事前予約機能

配車を確定したあとにキャンセルしたい場合は、アプリ画面から「Cancel ride」をタップすることで手続きできます。
ドライバーがすでに近くまで来ている場合、キャンセル料が発生することがあるため、料金の目安だけを知りたいときは確定操作を避けましょう。
また、Boltでは数日前からの事前配車予約にも対応しており、空港への出発など時間が読みにくい移動では、早めに予約を済ませておくと安心です。

Boltでドライバーと連絡を取る方法

Boltにもチャット機能があり、ドライバーとメッセージのやり取りができます。
あらかじめ「OK」「I’m here」といった定型文が用意されているため、タイ語や英語が苦手でも簡単な意思疎通が可能です。
待ち合わせ場所が分かりにくい場合は、チャットで現在地の写真を送ると合流がスムーズになります。

スワンナプーム空港・ドンムアン空港でBoltを利用する方法

スワンナプーム空港の場合

配車アプリ向けの乗り場が、通常のタクシー乗り場とは別に指定されている場合があります。到着ロビーを出たら案内表示に従って進み、指定エリアでドライバーと合流しましょう。駐車場の奥まった場所など分かりにくい立地になっていることもあるため、初めて利用する場合は周囲のスタッフに確認しながら移動すると安心です。

ドンムアン空港の場合

ドンムアン空港でも、到着ロビー付近に配車アプリ向けの乗降スペースが設けられていることが多く、雨の日でも比較的スムーズに乗車できます。第1ターミナルと第2ターミナルのどちらから利用するかによって乗り場の位置が異なるため、アプリの案内やターミナル内の表示を確認しながら移動しましょう。

いずれの空港でも、雨天時や渋滞時は到着予定時刻が大幅に遅れることがあるため、フライトの時間が決まっている移動では余裕を持ったスケジュールで配車を依頼しましょう。

こんな旅行シーンでBoltが役立つ

BTS・MRTの駅がないエリアへの移動

チャトチャック・ウィークエンドマーケットのような広大な市場や、駅から離れたナイトマーケットへの行き来では、炎天下や夜道を歩かずに移動できるBoltが重宝します。

ナイトマーケットからの帰り道

夜遅くまで賑わうナイトマーケットからホテルへ戻る際、流しのタクシーを探す手間や交渉のストレスなく、料金が確定した状態で安全に移動できます。

空港からホテルへの移動

到着直後で土地勘がない状態でも、行き先を入力するだけで移動できるため、初めてのタイ旅行でも安心して利用できます。

Boltは安全?知っておきたい注意点

「Bolt タイ 危険」「Bolt 安全」といった検索も多く、利用にあたって不安を感じる人も少なくありません。
Boltはドライバー情報や車両ナンバーが事前に表示される仕組みのため、流しのタクシーに比べると身元が分かった状態で利用でき、一定の安心感があります。
ただし、車が到着した際には必ずアプリ表示の車種・ナンバープレートと実車が一致しているか確認してから乗車しましょう。
夜間や人通りの少ない場所での乗車では、できるだけ明るく人目のある場所を乗車位置に指定するとより安心です。
万が一トラブルが発生した場合は、アプリ内の履歴やチャット記録が残っているため、サポート窓口へ状況を伝えやすい点もメリットといえます。

知って得する現地情報

大型施設やショッピングモールでは、乗り合いスペースとして使われる場所があらかじめ決まっている場合があります。
初めての場所ではその位置が分かりにくいこともあるため、周囲の人に確認したり、チャットで写真を送ってドライバーと位置をすり合わせたりすると安心です。
雨天や渋滞時は到着まで想定以上に時間がかかることが多いため、フライトの時間や次の予定に余裕を持たせておきましょう。
車が到着したら、必ず表示された車種・ナンバープレートを確認してから乗車する習慣をつけておくと、より安全に利用できます。

他の配車アプリとの比較

タイではBolt以外にも複数の配車アプリが利用されています。

アプリ名特徴向いている人
Grab東南アジア8か国対応、知名度・利用者数ともに最大手安定感や乗車場所の分かりやすさを重視する人
Bolt料金がGrabよりやや安い傾向、事前予約にも対応コストを抑えたい人
MuvMiトゥクトゥクに特化した配車アプリタイらしい移動体験をしたい人

料金を少しでも抑えたいなら、まずBoltで見積もりを確認し、Grabと比較してから選ぶという使い方がおすすめです。
乗車場所の分かりやすさやシステムの安定感を重視するなら、Grabと併用しておくと安心感が高まります。

Boltが使えない・配車できない時の対処法

通信環境が悪い、アプリが正常に動作しないといった場合は、まず機内モードのオン・オフやアプリの再起動を試しましょう。
それでも改善しない場合は、SIMの電波状況やWi-Fiの接続を確認し、必要であれば現地で一度アプリを再ダウンロードしてみると解決することがあります。
どうしても配車できない場合は、Grabなど他の配車アプリへ切り替えるか、周辺の正規タクシーを利用するのも確実な代替手段です。

こんな人におすすめ

料金の安さを重視したい人や、Grabと比較しながらお得な方を選びたい人には、Boltの利用が特におすすめです。現金払いにも対応しているため、クレジットカードの海外利用に不安がある人でも安心して利用できます。一方で、乗車場所の分かりやすさやシステムの安定感を最優先したい人は、Grabとの併用を検討するとよいでしょう。

まとめ

いかがでしたか。この記事では、Bolt配車アプリのタイでの登録方法や使い方、クレジットカードが登録・変更できない時の対処法、チップの有無まで詳しく紹介しました。

登録自体はシンプルですが、クレジットカードがうまく登録できない場合は、カードのブランド、VPN接続、電話番号の国番号、アプリのダウンロード地域といった原因が考えられます。それでも改善しない場合は、無理をせず現金払いに切り替えるのが確実です。チップは必須ではなく、気持ちの良いサービスを受けた際に任意で渡す程度で問題ありません。

タイ旅行ではGrabだけでなくBoltも選択肢に入れておくことで、状況に応じてよりお得に、より快適に移動できるようになります。GrabとBoltを両方入れておけば、その時々で安い方や配車の早い方を選べるため、賢く使い分けたい旅行者には特におすすめです。ぜひ出発前にアプリを準備し、快適なタイ旅行を楽しんでください。

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